左脳:50年に一度でも、事故を起こさない覚悟

■製造業で担保すべき重要なことの順番は、下記です。

 安全→品質→供給→原価(生産性)

■安全:決して事故を起こさないために、
    ヒヤリハット案件(※)を極力減らす

 (※)事故につながりかねない「ヒヤリ」とすること
   1件の重大事故の裏には300個のヒヤリがある為
   (ハインリッヒの法則)ヒヤリをつぶすことが重要

■品質:お客さんが満足するレベル
    (付加価値、形状、耐久性、危害性など)を、
    生産する全製品で担保する

■供給:お客さんと約束した期日に、
    必ずモノを届けるべく、
    生産・物流計画を組み、やり切る

■原価(生産性):企業活動が続くよう、
    競合他社に勝つ価格で十分な利益が出るように
    原価を抑え、改善し続ける

■この中で最も「確実に担保する」のが難しく、
 とはいえ確実に担保せねばならぬのが「安全」です。

■経営者/工場長として、重大災害(※)を始めとする
 事故が起きるのは、致命傷です。

 (※)死亡もしくは大きな障害が残る事故

 自らのチームメンバーの人生を毀損することになる上に、
 社会的な責任を果たす中で、会社自体も傾くことに
 なりかねません。

■一度事故が起こると、今後同様の事故が絶対に
 起きないための対策を、どんなにコストがかかっても
 
 徹底してやり切ることになります。

■たとえば、通常の作業ではあり得ない動きを取って
 手に大きな事故をした場合、

 その「あり得ない動き」を取ったとしても事故が
 起きないように、全設備に手の感知センサを導入したり、

 どんなに効率が下がったとしても、
 人が入れないエリアを設定したり。

■難しいのは、事故が起こると「安全第一」が全メンバーに
 心から実感されるものの、

 事故がない日常でそれが実感しにくいこと。

 ・安全を担保する作業で効率悪化
 ・安全を担保する環境によりコストアップ
 ・安全を意識し続ける精神的疲労

 日常では、これら背反ばかりが目に付く一方、
 事故が起きた時の切迫感が担保できない中、
 どう安全を担保していくか。

 (逆に言うと、品質/供給/価格については、
  日常から小さな痛みが伴いカイゼンが進みやすい)

■特に中小企業では、キャッシュも優秀な人も限界があり、
 大企業に比べて圧倒的に安全対策が取りにくい中、

 一層対策が難しい。

■ここで最も大事なのが、経営者/工場長の、

 「50年に一度でも、絶対に事故を起こさない覚悟」です。

■安全を担保する方法論は山ほどあります。

 ・他社事故事例/自社過去事故事例の展開
 ・ヒヤリハット提案制度
 ・朝礼/すれ違い時の安全呼称
 ・安全月間/週間の設定・取組み
 ・安全寄せ書き
 ・トップ/リーダーの安全パトロール/指導
 などなど

■これらを、本当に意味ある形にカイゼンしながら、
 10年50年100年やり続けて「重大事故ゼロ」が、
 当たり前。

■この当たり前を毎日作り続ける覚悟を、
 当たり前のように保有し続けるのが大事だなと、

 最近改めて実感しています。



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