左脳:ハインリッヒの法則で、事故ゼロに!
■久々に、製造業現場の話です。
先週、ある会社さんでお話ししたのですが、
意外と知らない方が多かったので、ここでもシェアしようと思います。
■ハインリッヒの法則
一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、
そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったものの
ヒヤリとした、ハッとした事例)があるとされる
By Wikipedia http://bit.ly/2uuUwEm
工場で起きる事故5000件を分析した結果、導き出された法則です。
■一般的に、「大きな事故=上半身/下半身不随以上の事故」であり、
ヒヤリハットが300回あると、必ず1回大きな事故発生
→ヒヤリハットの数を減らしていけば大きな事故は起きない
→大きな事故を起こさないために、軽事故/ヒヤリハットの
数を管理
■大きな事故は、ほとんどの会社で10数年に一度起きるかの話ですが、
万一起きてしまうと、会社の存続が危うくなるほどの、
大きな話になります。
会社存続以前に、人命に関わる話は、何が何でも阻止せねば
ならない。
■その、10数年に一度の重大事故を抑えるためのKPI(管理数値)が、
重大事故の数だと、ずっとゼロで管理できないため、
軽事故/ヒヤリハットの数を管理していきます。
■「ヒヤリハット提案(ヒヤっとした事例と対策)」を月1位で
現場から提出してもらうメーカーが多いですが、目的は、
ヒヤリハットの感度/対策力アップ
→重大事故が発生しない現場/会社にしていく
ということです。
■安全を見極めるセンスは、鍛えられるもの。
日ごろから1人1人が安全管理のセンスを高め、
重大事故を絶対に防ぐ。
■会社に関わらず、個人でも言える話なので、
お互い引き締めて行きましょうbb
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