右脳:昭和体育会系vs平成ゆとり系
■製造業の経営者(年商3〜50億規模)と話していると、
3人に1人位の方が、コンサルを入れた経験があるとのことで、
意外と多いな〜と思います。
■ただ、感想は賛否両論です。
「4S(掃除)が出来て社内の空気が変わった!」
「社内の不調和音が高まってドンドン社員が辞めた」
■現場にも入り込む製造コンサルの多くは、
元製造業OBで50歳後半以降の方なのですが、
彼らのサービスから出てくる不満の代表例は下記です。
「上から目線」
「問題ばかり言って具体的な解決方法を言わない」
「リソース(金,時間)がないのに"それを何とかしろ"と言う」
「無駄に体育会系」
「細かい所ばかりをツツいて、経営トータルとリンクしていない」
■この手法を僕は『ビシバシ昭和体育会系』と呼んでおり、
答えは言わずに、徹底的に現場に立たせ、
考えさせ、自ら答えを見つけさせる。
トヨタ生産方式の創始者、大野耐一さんを始め、
過去大きな成果を出してきた方々の共通のやり方です。
■指導される側も「最初は嫌で仕方なかったけど、今は感謝」
と、なることが(特に昔は)多い。
勉強や部活の指導も比較的似たような傾向にあったと思います。
■しかし、最近は、個性や感情や腹落ち感が大事。
より丁寧に進め、皆のやる気を集めてチームワークで
大きな成果を出していくのを好む人が増えています。
『平成ゆとり系』です。
(ゆとりと言うと、少しイメージ悪いですが、、
何か良い名前ないかな)
■前職でもよくあったのは、ビシバシ昭和体育会系の人が、
体育会系的会社に行くと、ビシッとハマって成果が出る一方、
平成ゆとり系会社に行くと、嫌われて全く成果が出ない。
■僕の感覚だと、企業比率で行くと、
体育会系:ゆとり系=2:8
大半がゆとり系なので、基本は『ゆとり系』で趣き、
会社に合わせて使い分けるようにしています。
(といっても、中々体育会系指導はできませんが笑)
■ただ、ゆとり系でも、ここぞという時に体育会系を出すと、
場が引き締まって一気に活動力が出るので、
その使い分けを、日々探求しているところです。
■皆さまは、体育会系、好きですか?笑
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