右脳/左脳:完璧な提案か、結果にコミットか
■いま、様々な製造/サービス現場に行って、下記の順番で認識の擦合わせをし、
うまくタッグを組めそうであれば契約させて頂いています。
・お客様のニーズヒアリング
(直近のニーズ/困りごとから掘下げ、本来やりたいこと/目指したい姿
≒潜在的ニーズをお聞きする)
・それに対して自分(福澤)の付加価値をどのように組合せられるか
どのような進め方でどのような世界を一緒に作れるか擦り合わせ
・それを叶える商品のご説明/スケジュール感の擦り合わせ
■その中で、経営者の方に一番よく言われるコメントが、下記です。
「コンサルは、あまり俺(もしくは父母の創業者)使わないんだよね〜
彼ら、ごもっともな課題とか指摘は出すけど、
それを、実際にやるのが大変なんだから」
「難しくてやれない、時間がなくてやれない、モチベがなくてやれない、
やれたとしても維持し続けられない、出来ないと"ほらまた失敗した"
という雰囲気が流れて悪循環」
■これら、大変大変ごもっともで、僕も10年弱前に初めて
(人様の)製造現場に入り込んでカイゼンし始めてから数年、
山ほど失敗しました。
(というか、今もですが笑)
上記の話、皆さま色々な分野で同じような経験されていると思うので、
説明するまでもないですよね笑
まさに、自分自身の人生が「こう進めればいいはず、とはいえ上手くいかず」
の繰り返しのはずなので。
■かつ、現場の人たちの気持ちになってみても、やる気がでるはずありません。
「経営者が連れてきた訳分からない人が、少しだけ現場を見て、
偉そうに、経営者に直接モノ申して、その指示が自分たちに降りてくる。
一見さんの思いつきで、俺らの、これからもずっと働く現場を変えられる。
マジやめて欲しいんだけど」
僕も半年ほど工場現場で作業していたのですが、そもそも作業する現場の脇で、
スーツの人に現場を見続けられることすら嫌でしたからね。
ちなみに、上記のコメントは、現場の方→私に直接言って頂いた
こともあります。
(大変ありがたい。そういう関係になってからが、スタート。)
■なので、そこをいかに克服して、トップ/現場が一体化し、全員が同じ
ベクトル方向を向いて、圧倒的かつ定量的な成果を出せるか。
そのサポートこそが僕の仕事であり、大変だけど楽しく遣り甲斐があるんです。
下町ロケットです。
左脳でプランを考え、右脳を働かせトップ/現場とタッグを組み、
違うなという所をPDCA回しまくる。
すこーしずつですが、これで歯車は回り始めます。
(この、コトバで言うと2行のことに、大変苦戦するのですが笑)
■ちゃんとしたコンサルに勤めたことがないので、
what'sコンサルが、体感的に分からず、自分のやってることがコンサルと
どう一緒でどう違うかが分かっていないのですが、どちらかというと、
・パートナー
・ファシリテーター
的な名前の方がシックリ来るのかもなとか考えています。
(そして僕自身の仕事内容/立ち位置も、日々お客さんのニーズを
お聞きする中で、進化(変化?)し続けています)
■で、何が言いたかったかというと、僕の前職は、結果にコミットして、
部署間連携のチームワークでガッツリ成果を、絶対に出す!
というような部署で、結構体育会系で飲みも激しかったのですが、
昨日、企業買収とかに強い外銀の人と話してた時に、
「ウチもおんなじよ!」
となって、驚くと同時に納得しました。
外コン(外資戦略コンサル※)の友だちに聞いてると、割と皆
和気あいあいと飲むカルチャーの人たちが多いと聞いてたので、
その差が大きくて笑
■ここから先は自分の推測ですが、
左脳を超フルに使って全力で素晴らしい提案を出すコンサルは、
賢く和気あいあいと、
左脳を使いすぎる前に右脳もガンガン回して、チームで結果に
コミットの人たちは、激しくウェーイ!
な、飲みなのかな?笑
と思った次第です。
■どちらが良い悪いでなく、価値観や得意分野の問題ですね。
皆さんは、どちらで行きますか?
(なので、僕に最初の質問を投げかけて頂いた方々からの
福澤商店の成約率は、今のところ100%です笑)
※コンサルも、プロジェクト一緒に進める系コンサルも多いと思うので
そういう方は、結果にコミット系ですよね。飲みも激しい?笑
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